鏡の中の私 


【MAD】蛍火の杜へ―変わらないもの― (完成版)


今朝は、4時に目が覚めそのまま寝れずリビングでテレビを見ていた。
ふと鏡を覗くと、ほうれい線がめり込んで影を集めている自分の老けた顔があった。
ほほをつまみ上げてもはなすと又老けたおばあさんだ。
年齢を考えると無理もないが、ただ情けなく悲しみがこみあげてきた。
考えてみたらこの半年で美容院へ行ったのは一回だけ・・・。
先週、重い腰を上げて美容院へ行ったら”スタッフ不足の為閉店”となっていた。
白髪染めとカットで3000円と格安の美容院だ。
無職の私にはそれでも痛い出費だ。
次の美容院を探そうと電話をしたら、9000円かかると言われ諦めた。
夫には”ケチケチするな!”と怒られた。
それもそうだと思いながら又私は気持ちが重くなっていった。


化粧もすることなく朝起きてほぼそのままで一日を過ごす毎日。
自分にかまう事を疎かにしてきた結果だ。
友が離れていくのも無理ないな・・・・。
歩みを止めた時人は老いるというけど本当だと思った。


半年の間、社会から疎外された生活の中で自分がどんどん落ちていくような気がする。
去年は3回も職を転々とした。
どの職でも仕事が覚えられなかった。
人とも上手く付き合えなかった。
正直、社会復帰は難しいと感じている。
今年に入ってからの仕事も,一緒くらいに入社した同じ年の人に追いつけなかった。
その人はどんどん仕事を覚えていったが私は同じ仕事を繰り返しやらされた。
結局、亜急性連合性脊髄変性症を患ってそれを理由に退社した。
それから今に至る。



振り返っても落ち込むだけで前進出来ない。
今日からは少しづつでいいから自分磨きをしよう!


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